「動画編集を無料で始めたいけれど、どのソフトを選べばいいかわからない」「CapCut(キャップカット)ってスマホアプリだけじゃないの?」と感じている方は多いのではないでしょうか。
CapCutは、スマホアプリとして一躍有名になった動画編集ツールですが、実はパソコン(PC)版も無料で使えます。しかも機能が充実していて、副業として動画編集を始める方にも十分使えるレベルです。
この記事では、本業のかたわら副業で月10万円以上を稼ぐ現役のフリーランス動画編集者である筆者が、CapCut PC版(パソコン版)の無料ダウンロード方法・日本語化・基本的な使い方・評判・料金までをわかりやすく解説します。「CapCutをパソコンで無料で使いたい」「CapCutで副業は可能なのか?」といった疑問にもお答えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
CapCut(キャップカット)PC版とは?
CapCutは、中国のByteDance(バイトダンス)が開発・提供している動画編集ソフトです。TikTokと同じ会社が作ったツールということもあり、縦型ショート動画の編集に非常に強いのが特徴です。
2019年にスマホアプリとしてリリースされ、2021年頃からパソコン版(Windows・Mac両対応)も提供されるようになりました。現在では全世界で多くのユーザーに利用されている人気ツールです。
最大の特徴は、基本機能が完全無料で使える点です。他の動画編集ソフトと異なり、無料版でもカット編集・テロップ挿入・BGM追加・エフェクト適用など、動画編集に必要な基本操作のほぼすべてが利用できます。パソコンにインストールして使う「デスクトップ版」のほか、インストール不要でブラウザから使える「オンライン版」も用意されています。
CapCut PC版でできること【まず要点】
細かい解説の前に、CapCut PC版でできることをざっと押さえておきましょう。
- カット編集・トリミングなどの基本編集
- テロップ(字幕)の挿入とデザイン調整
- AIによる自動字幕(文字起こし)
- BGM・効果音・アフレコの追加
- トランジション・フィルター・エフェクト
- 背景除去(グリーンバックなしの合成)
- テンプレートを使った時短編集
- SNS向けの画面比率(縦型・正方形など)への変更
これらの大半が無料で使えるため、「まず無料で動画編集を始めたい」という方には十分すぎる機能です。
【比較表】CapCut PC版・スマホ版・オンライン版の違い
CapCutには「パソコンのデスクトップ版」「スマホアプリ版」「ブラウザで使うオンライン版」の3種類があります。それぞれの違いを表にまとめました。
| 項目 | PC(デスクトップ)版 | スマホ版 | オンライン(ブラウザ)版 |
|---|---|---|---|
| インストール | 必要 | 必要 | 不要 |
| 作業のしやすさ | ◎(大画面・マウス操作) | △(画面が小さい) | ○(大画面) |
| 動作の軽さ | ◎(PC性能を活用) | ○ | △(回線・ブラウザ依存) |
| 向いている人 | 副業・本格編集 | 外出先での手軽な編集 | 低スペックPC・お試し |
編集できる内容自体はどれもほぼ同じですが、副業として効率よく作業するなら、画面が大きくマウスとキーボードが使えるパソコンのデスクトップ版が圧倒的におすすめです。テロップの位置調整やカット編集のスピードが上がり、長尺・素材数の多い案件でも快適に作業できます。
CapCut PC版の無料ダウンロード&インストール方法
ここからは、検索で多い「CapCutをパソコンで無料で使いたい」という方に向けて、ダウンロードからインストールまでの手順を解説します。CapCut PC版はWindows・Macどちらにも対応しており、インストール自体は5分程度で完了します。
Windowsでのインストール手順
- CapCut公式サイト(capcut.com)にアクセスします
- トップページの「Download(ダウンロード)」ボタンをクリックします
- ダウンロードされたインストーラーファイルを起動します
- 画面の指示に従ってインストールを進めます
- インストール完了後にCapCutを起動し、アカウント(Google・TikTok・メールアドレスなど)でログインします
アカウントの登録自体も無料です。メールアドレスがあればすぐに始められます。
Macでのインストール手順
- CapCut公式サイト、またはMac App Storeにアクセスします
- 「Download」または「入手」をクリックします
- ダウンロードしたファイルを開き、アプリケーションフォルダに移動します
- CapCutを起動し、アカウントでログインします
Macの場合、App Store経由でインストールするとアップデート管理が楽になるためおすすめです。
パソコンのスペックが足りないときはオンライン版(ブラウザ版)
「インストールしたけど動作が重い」「会社のパソコンでインストールできない」という場合は、ブラウザから使えるオンライン版CapCutが便利です。公式サイトにアクセスし、ログインするだけでインストール不要で編集を始められます。低スペックのパソコンでも動きやすく、まずお試しで触ってみたい方にも向いています。ただし、回線速度やブラウザの状態に動作が左右される点は理解しておきましょう。
CapCut PC版を日本語にする方法
CapCut PC版は、環境によっては初回起動時に英語表示になっていることがあります。日本語に切り替える手順は次のとおりです。
- CapCutを起動し、画面右上(または左上)の設定アイコン(歯車マーク)をクリックします
- 「Settings(設定)」を開きます
- 「Language(言語)」の項目を探します
- プルダウンから「日本語」を選びます
- アプリを再起動すると、日本語表示に切り替わります
たったこれだけで、メニューやボタンがすべて日本語になり、初心者でも迷わず操作できるようになります。「英語のままで使いにくい」と感じたら、まず最初にこの設定を済ませておきましょう。
CapCut PC版の基本的な使い方【5ステップ】
ここでは、CapCut PC版で1本の動画を仕上げるまでの流れを、5つのステップで解説します。初めての方でも、この順番どおりに進めれば動画を完成させられます。
ステップ1:素材(動画・画像)を読み込む
CapCutを起動したら「新しいプロジェクト(Create project)」をクリックします。編集画面が開いたら、左上の「インポート」から編集したい動画・画像・音声ファイルを読み込み、下部のタイムラインにドラッグ&ドロップで並べます。素材を置くだけで編集を始められるので、直感的に作業できます。
ステップ2:カット編集で不要な部分を削る
タイムライン上で、切りたい位置に再生バーを合わせ、分割ボタン(ハサミのアイコン)をクリックすると素材を分割できます。不要な部分を選択して削除すれば、テンポの良い動画になります。ショート動画では、この「間(ま)を詰める」カット編集がとても重要です。
ステップ3:テロップ・自動字幕を入れる
上部メニューの「テキスト」から字幕を追加できます。手入力もできますが、CapCutの目玉である自動字幕(キャプション)機能を使えば、動画内の音声をAIが自動でテキスト化してくれます。「テキスト」→「自動キャプション」を選ぶだけで字幕が一気に入るため、テロップ入れの時間を大幅に短縮できます。
ステップ4:BGM・効果音を追加する
「オーディオ」メニューから、CapCut内蔵のBGMや効果音を追加できます。手持ちの音源を読み込むことも可能です。音量はクリップごとに調整でき、ナレーション(アフレコ)を録音する機能も備わっています。
ステップ5:動画を保存・書き出す(エクスポート)
編集が終わったら、画面右上の「エクスポート(書き出し)」をクリックします。解像度(1080pなど)やフレームレートを選び、保存先を指定すれば、パソコンに動画ファイルとして保存されます。SNSに直接シェアすることもできます。書き出し前に、透かし(ロゴ)が入っていないかを必ずプレビューで確認しましょう。
CapCut PC版の動作環境(推奨スペック)
快適に編集するために、パソコンのスペックは事前に確認しておきましょう。目安は次のとおりです。
| 項目 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| OS | Windows 10以降 | macOS 11以降 |
| メモリ(RAM) | 8GB以上推奨 | 8GB以上推奨 |
| ストレージ空き容量 | 数GB以上 | 数GB以上 |
※上記はあくまで目安です。正確な最新のシステム要件は公式サイトでご確認ください。
メモリが4GBしかないような古いパソコンでも起動はしますが、長尺の動画やエフェクトを多用すると動作が重くなりがちです。これから副業用にパソコンを用意する方は、メモリ8GB以上のモデルを選んでおくと安心です。動画編集向けのパソコン選びについては、関連記事の「動画編集向けノートPCおすすめ」もあわせてご覧ください。
CapCut PC版の評判・口コミ
実際にCapCut PC版を使っているユーザーには、どのような声があるのでしょうか。良い評判・気になる評判に分けて、一般的な傾向を紹介します。
良い評判・口コミ
無料なのにテンプレートが豊富で、すぐにそれっぽい動画が作れるという声が多く聞かれます。自動字幕が便利で、文字起こしの手間が激減したという評価も目立ちます。操作がシンプルなので、動画編集が初めてでも迷わなかったという初心者からの好評も多いです。
気になる評判・口コミ
一方で、凝ったカラー調整をしたい上級者には物足りない、という声もあります。また、一部のテンプレートやエフェクトを使うと書き出し時に透かし(ロゴ)が入る点を指摘する口コミもあります。
筆者自身も副業の動画編集でCapCutを使っていますが、TikTokやInstagramのリール、YouTubeショートといったショート動画案件であれば、CapCutだけで十分に対応できるというのが正直な評価です。
CapCut無料版とCapCut Proの違い・料金
CapCutには無料版と有料版(CapCut Pro)があります。違いを表にまとめました。
| 項目 | 無料版 | CapCut Pro |
|---|---|---|
| 基本的な編集機能 | ◯ | ◯ |
| 透かしなしの書き出し | 一部制限あり | ◯ |
| プレミアム素材・エフェクト | 一部制限あり | 利用可能 |
| クラウドストレージ | 制限あり | 拡張 |
| 料金 | 0円 | 有料(下記参照) |
CapCut Proの料金の目安は次のとおりです(プラットフォームやキャンペーンにより変動します)。
- モバイル版:月額 約1,300円 / 年額 約10,800円
- PC(デスクトップ)版:年額 約19,800円
※料金は地域・時期・プラットフォームによって変わります。初月割引などのキャンペーンが実施されることもあるため、最新の正確な金額は必ず公式サイトでご確認ください。
副業を始めたばかりの段階では、まず無料版で十分です。案件をこなすなかで「透かしを消したい」「もっと素材を使いたい」と感じたら、そのタイミングでProへの加入を検討すれば無駄がありません。
CapCut PC版のメリット・デメリット
メリット
完全無料で本格的な編集ができるのがCapCut最大の魅力です。Adobe Premiere ProやFinal Cut Proのような月額・年額費用がかからず、初期費用ゼロで始められます。また、操作画面がシンプルで直感的なため学習コストが低く、初心者でも短時間でひと通りの編集ができるようになります。筆者の感覚でいえば、基本操作の習得は1〜2日あれば十分です。
デメリット・注意点
CapCutはシンプルさを重視した設計のため、カラーグレーディングの細かい調整や複雑なエフェクトのカスタマイズなど、プロレベルの編集には物足りなさを感じることがあります。本格的な映像表現を追求する段階になったら、Premiere ProやDaVinci Resolveへのステップアップを検討するとよいでしょう。
また、無料版では特定のテンプレートやプレミアムエフェクトを使うと、書き出し時に透かし(ロゴ)が入ることがあります。透かしを避けたい場合は、透かしの入る素材を使わないようにするか、有料プラン(CapCut Pro)に加入することで除去できます。納品案件で使う場合は、書き出し前に透かしの有無を必ず確認しましょう。
CapCutで副業動画編集はできる?
結論から言うと、CapCutだけで副業を始めることは十分に可能です。TikTok・Instagramリール・YouTubeショートなどのショート動画編集案件であれば、CapCutの機能で対応できます。
副業として動画編集を始めるファーストステップとして、CapCutでスキルを磨きながら案件をこなし、徐々にPremiere ProやDaVinci Resolveなどの上位ソフトへ移行していくというルートは非常に現実的です。筆者自身も、最初は無料ソフトから始めて、収入が安定してきた段階で有料ソフトに投資しました。
「いきなり高額なソフトを買うのは不安」という方こそ、まずCapCutで動画編集の楽しさと案件の流れをつかむのがおすすめです。
よくある質問(FAQ)
Q. CapCut PC版は本当に無料ですか?
A. 基本機能は完全無料で使えます。一部のプレミアム素材や透かしの除去には、有料版のCapCut Proが必要になります。
Q. CapCutのPC版の料金はいくらですか?
A. 無料版は0円です。有料版(CapCut Pro)はプラットフォームにより変動し、目安としてモバイル版が月額約1,300円、PC版が年額約19,800円です。最新の金額は公式サイトでご確認ください。
Q. CapCut PC版を日本語にするには?
A. 設定(Settings)→ 言語(Language)から「日本語」を選び、アプリを再起動すれば日本語表示に切り替わります。
Q. CapCutで作った動画はどこに保存されますか?
A. 「エクスポート(書き出し)」時に保存先を指定でき、パソコン内に動画ファイルとして保存されます。SNSへ直接シェアすることも可能です。
Q. CapCutのPC版とスマホ版は何が違いますか?
A. 編集できる内容はほぼ同じですが、PC版は画面が大きく、マウスとキーボードで細かい作業がしやすいのが利点です。副業で効率よく編集するならPC版がおすすめです。
Q. パソコンのスペックはどのくらい必要ですか?
A. メモリ8GB以上を推奨します。スペックが足りない場合は、インストール不要のオンライン版もご検討ください。
まとめ:CapCut PC版は動画編集入門の最適解
最後に、この記事のポイントをまとめます。
CapCut PC版(パソコン版)は完全無料で本格的な動画編集ができ、初心者でも1〜2日で基本操作を習得できます。ダウンロード・日本語化・基本の使い方はどれもシンプルで、AI機能(自動字幕・背景除去など)も充実。TikTok・Instagramリールなどのショート動画制作に特に強いツールです。副業の第一歩として十分な機能を備えているため、「まず無料で動画編集を始めてみたい」という方には最適の選択肢といえます。
まずは公式サイトからCapCut PC版を無料ダウンロードし、日本語設定を済ませて、実際に触ってみることから始めましょう。
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