AviUtl(エーブイアイユーティル)の評判・使い方レビュー【2026年最新】無料で使える定番動画編集ソフトを現役編集者が解説

AviUtlの評判・使い方レビュー【2026年最新】 ソフト・機材

「無料で本格的な動画編集を始めたいけれど、AviUtl(エーブイアイユーティル)って実際どうなの?」——そんな疑問を持って検索された方は多いのではないでしょうか。AviUtlは20年以上愛され続けてきた無料の定番動画編集ソフトで、テロップやエフェクトを細かく作り込めることから、今でも根強い人気があります。一方で「導入が難しそう」「もう古いのでは?」といった不安の声も少なくありません。

この記事では、現役の動画編集者の視点から、AviUtlの評判・メリットとデメリット、初代AviUtlと後継の「AviUtl2(AviUtl ExEdit2)」の違い、そして初心者向けの導入・使い方の流れまでを、2026年最新情報をもとに正直に解説します。読み終える頃には、AviUtlが今の自分に合っているかどうかがはっきり判断できるはずです。

この記事を書いた人

会社員をしながら副業で月10万円以上を稼ぐ、現役フリーランス動画編集者です。無料ソフトから有料ソフトまで一通り使い込み、実際の案件で納品してきた経験をもとに、初心者がつまずきやすいポイントを中心に解説します。

AviUtlとは?無料で使える定番の動画編集ソフト

AviUtlは、「KENくん」氏によって開発された無料(フリーソフト)の動画編集ソフトです。もともとはAVIファイルを加工するためのシンプルなツールでしたが、有志が作った「拡張編集プラグイン」を追加することで、タイムライン編集・テロップ・エフェクトなどを備えた本格的な動画編集ソフトへと進化しました。

大きな特徴は、完全無料でありながら透かし(ウォーターマーク)が入らないこと、そして動作が軽く、比較的低スペックなパソコンでも動くことです。プロの現場でも使われてきた実績があり、YouTubeの解説動画や作例も豊富にあるため、わからないことを調べやすいのも魅力です。

ただし注意点として、AviUtlはWindows専用ソフトです。Macでは基本的に動作しないため、Macユーザーの方は後述するDaVinci ResolveやCapCutなどの無料ソフトを検討することになります。

「本体」と「拡張編集プラグイン」の2つが必要

初心者がまず理解しておきたいのが、AviUtlは「本体」だけでは動画編集ソフトとして完結しないという点です。本体はあくまで土台で、タイムライン上にテロップや素材を並べて編集するには「拡張編集プラグイン」を別途導入する必要があります。この2つをセットで導入して、はじめて一般的にイメージする動画編集ができるようになります。

AviUtlの評判|メリットとデメリット

長く使われているソフトだからこそ、良い評判と気になる評判の両方があります。それぞれ整理して見ていきましょう。

良い評判・メリット

  • 完全無料でウォーターマークなし:費用をかけずに、書き出した動画にロゴが入らないのは大きな魅力です。副業を始める前の練習にも最適です。
  • 動作が軽い:高価なパソコンを用意しなくても、比較的スムーズに動きます。まず動画編集を体験してみたい人に向いています。
  • 細かい表現に強い:拡張編集とプラグインを組み合わせることで、凝ったテロップアニメーションや演出を作り込めます。ゲーム実況や解説動画のファンが多いのも納得です。
  • 情報が豊富:長年の蓄積があるため、使い方やトラブル解決の情報がネット上にたくさんあります。

気になる評判・デメリット

  • 導入のハードルがやや高い:本体とプラグインを別々にダウンロードしてフォルダに配置する必要があり、最初のセットアップでつまずく人がいます。
  • 初代は32bitで大容量・高解像度に弱い:4K素材や長尺の編集では動作が重くなりやすく、最近の環境ではやや不利です。
  • 案件の指定ソフトになりにくい:YouTube編集の外注案件ではPremiere ProやDaVinci Resolveの指定が多く、AviUtlの実務ニーズは限定的です。

つまりAviUtlは「無料でしっかり作り込みたい人」には強力ですが、「将来的に案件を受けて稼ぎたい人」は、有料ソフトへの移行も視野に入れておくのが現実的です。

初代AviUtlとAviUtl2(AviUtl ExEdit2)の違い

2025年7月に、AviUtlの後継となる新バージョン「AviUtl2(AviUtl ExEdit2)」のベータ版が公開されました。そして2026年7月には、このAviUtl ExEdit2がベータ版を卒業し、安定版のv2.0.54が公開されています。これから始める方にとって、どちらを選ぶかは重要なポイントです。

項目 初代AviUtl AviUtl2(ExEdit2)
本体バージョン 1.10(拡張編集0.92) v2.0.54(2026年7月〜安定版)
ビット数 32bit 64bit
対応OS Windows(32bit環境で動作) 64bit版Windows 10以降
動作条件 比較的低スペックでもOK DirectX 11.3・AVX2対応が必要
拡張編集 別プラグインとして導入 本体に統合
動作の軽さ 軽い 起動が速く軽快
料金 無料 無料

初代は「32bit・拡張編集プラグインを別導入」という構成で、プラグインやスクリプトの資産が非常に豊富なのが強みです。一方AviUtl2は64bit化され、拡張編集が本体に統合されて導入がシンプルになり、起動や動作もより軽快になっています。ただし、比較的新しいCPUに搭載されるAVX2命令やDirectX 11.3への対応が前提となるため、かなり古いパソコンでは動かない場合があります。

これから始めるなら、お使いのパソコンが対応していれば導入が簡単なAviUtl2を、古い環境や豊富なプラグイン資産を活かしたい場合は初代AviUtlを、という選び方がおすすめです。

AviUtlの使い方|導入から書き出しまでの流れ

ここでは初代AviUtlを例に、動画編集を始めるまでの基本的な流れを紹介します。細かい手順はバージョンによって変わるため、公式サイトの案内も合わせて確認してください。

ステップ1:本体と拡張編集プラグインをダウンロード

まず公式配布元から「AviUtl本体」と「拡張編集プラグイン」の2つをダウンロードします。どちらもZIP形式で配布されているので、パソコンのわかりやすい場所(デスクトップなど)にフォルダを作って展開しましょう。

ステップ2:フォルダにファイルを配置する

AviUtl本体を入れたフォルダの中に「plugins」というフォルダを作り、そこへ拡張編集プラグインのファイルをコピーします。この配置を間違えると拡張編集が表示されないため、初心者がつまずきやすい最重要ポイントです。手順を丁寧に確認しながら進めましょう。

ステップ3:入力プラグインを追加する

MP4などの動画を読み込むには、別途「入力プラグイン(L-SMASH Worksなど)」を追加するのが一般的です。これを入れておくと、扱えるファイル形式が大きく広がります。

ステップ4:拡張編集で編集する

AviUtlを起動したら、メニューから拡張編集のタイムラインを表示します。タイムラインへ動画素材をドラッグして並べ、不要な部分をカットし、テキストオブジェクトでテロップを載せていきます。基本操作の考え方は他の動画編集ソフトと共通なので、一度覚えれば応用が利きます。

ステップ5:動画として書き出す

編集が終わったら、プラグイン出力などでMP4形式に書き出して完成です。書き出し設定(画質・サイズ)は投稿先のプラットフォームに合わせて調整しましょう。YouTube向けなら1920×1080の設定が基本です。

AviUtlをもっと便利にするプラグイン・スクリプト

AviUtlの真価は、豊富なプラグインやスクリプトを追加して自分好みの編集環境を作れる点にあります。標準のままでも編集はできますが、次のようなものを追加すると作業効率と表現の幅が一気に広がります。

  • 入力プラグイン(L-SMASH Worksなど):MP4やMOVなど、さまざまな形式の動画・音声を読み込めるようにします。まず最初に入れておきたい必須級のプラグインです。
  • 出力プラグイン(かんたんMP4出力など):編集した動画を扱いやすいMP4形式で書き出せるようにします。書き出し設定に迷いがちな初心者にも扱いやすくなります。
  • テロップ系スクリプト:文字の縁取りや影、アニメーションなどをワンクリックで適用でき、テロップ作成の時間を大幅に短縮できます。

ただし、プラグインは入れれば入れるほど良いというわけではありません。数を増やしすぎると動作が不安定になったり、どれが何をしているのか分からなくなったりします。最初は「入力・出力プラグイン+よく使うテロップ用スクリプト」程度にとどめ、必要になったら少しずつ追加していくのがおすすめです。

AviUtlに関するよくある質問

AviUtlは本当に無料で使えますか?

はい、AviUtlは本体・拡張編集プラグインともに完全無料で使えます。書き出した動画にウォーターマーク(透かしロゴ)も入りません。無料ソフトによくある「有料版へのアップグレードを促す表示」もないため、費用面を気にせず動画編集の練習ができます。

AviUtlはMacでも使えますか?

いいえ、AviUtlはWindows専用ソフトのため、Macでは基本的に動作しません。Macで無料の動画編集を始めたい場合は、DaVinci ResolveやCapCutなど、Mac対応の無料ソフトを選ぶとよいでしょう。

初心者は初代とAviUtl2のどちらを選べばいいですか?

これから新しく始める方で、お使いのパソコンが64bit版Windows 10以降かつ動作条件を満たしているなら、導入がシンプルで動作も軽快なAviUtl2(AviUtl ExEdit2)がおすすめです。一方で、古いパソコンを使っている場合や、初代向けに公開されている豊富なプラグイン・スクリプトを活用したい場合は、初代AviUtlを選ぶメリットもあります。

AviUtlで副業案件はこなせますか?

技術的には十分可能です。ただし、YouTube編集などの外注案件ではPremiere ProやDaVinci Resolveを指定されるケースが多いのが実情です。AviUtlで編集の基礎を身につけたうえで、案件で使われることの多いソフトにも触れておくと、受注のチャンスが広がります。

AviUtlはこんな人におすすめ

ここまでの内容を踏まえ、AviUtlが向いている人・向いていない人を整理します。

向いている人

  • 費用をかけずに、まず動画編集を体験してみたいWindowsユーザーの方
  • ゲーム実況や解説動画など、テロップや演出を細かく作り込みたい方
  • 導入の手間よりも、無料で自由度の高い環境を優先したい方

向いていない人・別ソフトも検討したい人

  • Macを使っている方(AviUtlはWindows専用です)
  • スマホ感覚で手早く直感的に編集したい方(CapCutなどが快適です)
  • 将来的にYouTube編集の案件を受けて副業で稼ぎたい方(案件で指定の多い有料ソフトも視野に)

特に副業として動画編集で稼ぐことを目標にしている場合は、AviUtlで基礎感覚を養いつつ、案件で使われることの多いPremiere ProやDaVinci Resolveにも早めに触れておくと、その後の受注につながりやすくなります。

まとめ|AviUtlは「無料で作り込みたい人」の心強い味方

AviUtlは、完全無料でウォーターマークもなく、動作が軽い定番の動画編集ソフトです。導入にやや手間がかかり、Windows専用という制約はあるものの、テロップや演出を細かく作り込める自由度の高さは今も大きな魅力です。2026年時点では、導入が簡単で軽快な後継版「AviUtl2(AviUtl ExEdit2)」も安定版が公開されており、お使いのパソコンが対応していればこちらもおすすめです。

まずは無料のAviUtlで動画編集の基礎に触れ、慣れてきたら目的に合わせてソフトを選び直していく——そんなステップで進めていくと、無理なく上達していけるはずです。

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